茨城大学教育学部 附属小学校
受験日時などの公式発表等は各校のホームページを参照してください。茨城大学教育学部附属小学校ホームページhttp://www.esch.ibaraki.ac.jp/index.html
☆校舎長の見た茨城大学教育学部附属小学校
国立大系の附属小学校は、学習重視のカリキュラムを組まず、情操教育と自由な発想を生み出すことのできる基礎を育てるような教育を目指しているように感じます。
茨城大学教育学部附属小学校も例外ではなく、「はらから」という小1~小6までの縦割り班を作ることによって、上下関係やリーダーシップを学びます。さらに、宿泊学習やキッズワールドなどでは、児童による学校行事の運営の中で自主性や責任感を育てているように思えます。
学習面は教育実習生が多いことや研究授業が多いことなど、公立の学校よりも有効な授業が少ないのではと感じることが多々あります。なお、附属小から水戸一高に進学できる児童は学年の10%程度ではないかと思われます。附属小・中の学習だけで上位校の受験をしようと考えている児童にはお勧めできません。ただし、教育熱心な家庭が多く学力が高い生徒が多いのも特徴の一つです。2014年度は3年生の川崎文慈さん(学習進学指導アプス通塾、掲載は本人承諾済み)が茨城県で初めて?算数オリンピックキッズBeeのファイナル大会で金賞を受賞しました。
PTAの活動では、児童の父親が生徒・職員ではなかなかすることのできない場所の清掃や教室設備の修理・造作などを行う「はらから応援団」が特徴的です。打ち上げの懇親会参加者の半分以上が同窓生のようですが神奈川県出身の校舎長も毎年楽しく参加しています。
茨城大学教育学部附属小学校の入試
入試の合格基準は非公開です。テキストなども出ていますが役に立つとは思えません。「兄弟は受かりやすい」などの未確認情報もありますが定かではありません。ひらがなや漢字・計算などのテストもありませんのでそのような対策は合格とは関係ないように思えます。茨城大学教育学部附属小学校の入試対策は日常生活で当たり前のことをすることができるような子どもを育てること?かもしれません。
かなり長時間の「行動観察」によって合否を判定しているようです。合格基準はその時に研究対象となるような幼児を対象に決定しているようなので附属小の受験に失敗しても「親も子も責任を感じる必要なない」と考えています。小3でもう一回チャンスがあるし、「リリーベール小学校」にいくのも良いし、その分の資金を「学習進学指導アプスの幼児・児童教育(入会時に東大・医学部のコース希望)」で使うのも有効だと思います。
開校して間もない武田塾水戸校には茨城大学教育学部附属小学校出身の生徒が意外なほど高い比率で来ています。これには驚きました。素直で教えやすい青年たちなので楽しく特訓できます。