10月になってAO入試や推薦入試が決まった生徒が多くなってきました。
自分の力よりかなり高い学校に合格した生徒は英語や数学を続けて相応の学力にしてから大学に行くように指導しています。半分くらいの生徒は2月一杯まで続けてくれます。
先週、ある推薦が決まった生徒は、
「先生、わたし看護師は向いてないような感じがするんですけど?やりたくないし!」
「やっぱり獣医の夢が捨てきれないんですがどうしましょう?」
2時間面談しました。
「なぜ、やりたくもない職業の勉強をするために推薦をもらうのか?」
「どうすれば獣医学部に入れるのか?」
数学の偏差値が65程度だったので北里大や日大などシミュレーションしていける可能性を模索しました。
でも結局、
どうでもいい推薦に逃げちゃう生徒が多いです。
「もう勉強をしたくない!!」「あいつが推薦をもらったのなら俺も!!」など、推薦をもらうにもいろいろな理由があります。不公平感が満載の学校推薦、低学力の生徒が良い大学に入り、頑張った生徒のポジションを奪い大学の学力を下げていくのです。
昔は推薦入試など、ほとんど聞いたこともなく、推薦で行った生徒は誰よりも勉強する生徒でした。ずるい学校やずるい生徒が増えて大学の質を落としているのです。
今年はラクラク入れる大学なのに、わざわざ指定校推薦をもらい進学する生徒もいました。
MARCH以上の大学を目指していたのに勉強しないで進学する道を選んだのです。
努力せず、結果を先送りしてごまかし、最後は誰かの責任にしたい子どもたちが増えています。
今年に入り、推薦で入り進学までの間に学力を付けなかった生徒の何人かが退学しています。受験生は大学・就職と徐々に自分自身の能力が問われる社会に出ていくのです。もう「やればできる。」と言ってくれる人もいなくなります。やらなければできるようにならないのです。
水戸葵陵から中堅理系大学に行った生徒も合格後「自由」と言って教室に来なくなりました。
受かったら必ず勉強するという約束で受験指導した生徒ですがウソをつかれました。
そして今、2年生なのですが先月進路の連絡が入りました。大学を辞めるのも「自由」なのです。
せっかく入ったのに「バカ野郎!!」です。
最後に
国際基督教大学に指定校推薦で行った匠くんは毎日深夜まで英語に取り組み、一度もアルバイトをせずに大学生活を終えました。バイトはできませんでしたが給付の奨学金で留学ができました。そして一年飛び級して大学院に入り、今は東京大学大学院公共政策に籍を置いています。3月までドイツ留学のため日本にいません。
匠の兄の大地くんも東京大学大学院工学系の博士課程で研究しています。彼も推薦入試で進学しています。
彼らとはいまだに進路関係の連絡を取っています。
進学するときも進学した後も
「俺の言うことを聞け!!」
です。
自分の力よりかなり高い学校に合格した生徒は英語や数学を続けて相応の学力にしてから大学に行くように指導しています。半分くらいの生徒は2月一杯まで続けてくれます。
先週、ある推薦が決まった生徒は、
「先生、わたし看護師は向いてないような感じがするんですけど?やりたくないし!」
「やっぱり獣医の夢が捨てきれないんですがどうしましょう?」
2時間面談しました。
「なぜ、やりたくもない職業の勉強をするために推薦をもらうのか?」
「どうすれば獣医学部に入れるのか?」
数学の偏差値が65程度だったので北里大や日大などシミュレーションしていける可能性を模索しました。
でも結局、
どうでもいい推薦に逃げちゃう生徒が多いです。
「もう勉強をしたくない!!」「あいつが推薦をもらったのなら俺も!!」など、推薦をもらうにもいろいろな理由があります。不公平感が満載の学校推薦、低学力の生徒が良い大学に入り、頑張った生徒のポジションを奪い大学の学力を下げていくのです。
昔は推薦入試など、ほとんど聞いたこともなく、推薦で行った生徒は誰よりも勉強する生徒でした。ずるい学校やずるい生徒が増えて大学の質を落としているのです。
今年はラクラク入れる大学なのに、わざわざ指定校推薦をもらい進学する生徒もいました。
MARCH以上の大学を目指していたのに勉強しないで進学する道を選んだのです。
努力せず、結果を先送りしてごまかし、最後は誰かの責任にしたい子どもたちが増えています。
今年に入り、推薦で入り進学までの間に学力を付けなかった生徒の何人かが退学しています。受験生は大学・就職と徐々に自分自身の能力が問われる社会に出ていくのです。もう「やればできる。」と言ってくれる人もいなくなります。やらなければできるようにならないのです。
水戸葵陵から中堅理系大学に行った生徒も合格後「自由」と言って教室に来なくなりました。
受かったら必ず勉強するという約束で受験指導した生徒ですがウソをつかれました。
そして今、2年生なのですが先月進路の連絡が入りました。大学を辞めるのも「自由」なのです。
せっかく入ったのに「バカ野郎!!」です。
最後に
国際基督教大学に指定校推薦で行った匠くんは毎日深夜まで英語に取り組み、一度もアルバイトをせずに大学生活を終えました。バイトはできませんでしたが給付の奨学金で留学ができました。そして一年飛び級して大学院に入り、今は東京大学大学院公共政策に籍を置いています。3月までドイツ留学のため日本にいません。
匠の兄の大地くんも東京大学大学院工学系の博士課程で研究しています。彼も推薦入試で進学しています。
彼らとはいまだに進路関係の連絡を取っています。
進学するときも進学した後も
「俺の言うことを聞け!!」
です。